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はじめに
  子供が泣いたり、湿疹が出てぐずったり、ひきつけたり、体重がなかなかふえないとか、体重が増えすぎてしまうとか、夜寝てくれないとか、カンが強いとかで悩んでいる方は多いと思います。妊娠中の赤ちゃんの胎動が、生まれた後の子供と上手に付き合えるかのサインを含んでいる、 という話をしていきたいと思います。
 また、よく頂くご質問にも対応できるように構成していきたいと考えております。
どうぞよろしく。

妊娠中は体を冷やさない
 お腹の赤ちゃんがとても物静かな日と、元気の良い日があります。
元気がよいのだからそれでいいようなものなのですが、注意しなければいけないのは”元気よさ”と
”多動さ”とのちがいに気づいてあげたいことです。
  たとえば、切迫早産のときにウテメリンをのむといわゆる多動さがよくわかります。また切迫早産がなくても冷たいものを飲んだ後に、多動さがよくわかります。この多動さが毎日続くときはちょっと要注意です。
これは自分の体温を計ってみるとわかります。
体温が低くなっていると、一生懸命、体を温めるかのように元気よくしているわけです。
妊娠したら必ず基礎体温を計っていただくといいです。36.3度以下のときは、赤ちゃんがちょっと苦しい状態のときです。お風呂に入ったときの胎動が標準というか、いい体調のとき、夫と睦まじくしていて楽しい話をしているとき、あるいは実家の母親が来てとても安心したとき、そういうときの胎動はのんびりしています。

逆子
 この多動さとしての元気のよさが長く続くと、子供が逆子になることが多いようです。
骨盤位の場合はこれを治すやり方があって、足の小指のところから体側に沿ってその辺を温めて行きます。そうすると体が温まっていきます。体温があがってくると、もこもこしながら逆子が直ってしまうことがあります。 逆子はもしかしたらお母さんの体温が低いのかもしれないので、逆子になったらとにかく体を温めてみましょう。
 具体的には、体の外側に鍼・灸・イトーテルミー、またはタオルで温めたり、こんにゃくを
ゆでて当てるなど、また、靴下を2枚重ねてはくなどの工夫をするといいでしょう。
ただ、どうしても直らないこともあるということは付け加えておきます。
 分からない方は、当相談所でも具体的なご指導をいたしておりますのでご利用ください。

妊娠中の食事に気を配る
 自分の体重が標準以内の人で、もしも体温が低ければ、おかずより主食のほうを増やしてみましょう。
妊娠中の食事が子供のアレルギーに関係があるのは、そればかりたくさん食べる日が長く続くと、
肝臓が処理しきれなくなってしまうからです。私たちからみて皆さんが「そればかり、毎日、たくさん」
たべる食品というのは納豆ではないでしょうか。ビタミンKのために納豆はとてもいい食品ですが
3〜4日に1回という程度にしておけばいいでしょう。牛乳は飲みたくない人はのまなくていいです。
飲みたい人は、よく沸かして飲まないとアレルギー反応を起こす人が多いです。沸かすと消化吸収
がいいからアレルギーのことはそれほど心配しなくてもいいです。
チーズ、ヨーグルトもどうしても好きでやめられない人もいますが、毎日だとちょっと強いので
「栄養のため」という理由でとるよりも、嗜好品だと思ってとれば、赤ちゃんも許してくれるでしょう。
 総じて、妊娠中は冷たいもの、甘いもの、油っこいものはできるだけ控えるようにといっています。
そうするとあとで子育てが大変楽ですから。

妊娠後期は食事を増やさない
 妊娠の後期には体重を増やさないで、妊娠初期より食事は150キロカロリー程度へらすと
いいでしょう。標準の人は8ヶ月〜10ヶ月は体重を増やさないほうがいいでしょう。
 ここで増えるとあとでつらいことが出てきてしまいます。
妊娠後期にカロリーを低くおさえて行くと、入院中もお乳は張らないようになります。
張らないので、いつも温かくて、赤ちゃんが飲みさえすれば、いつもおっぱいがでるようになります。
妊娠後半期に食事のカロリーを増やさないというのが、標準体重の人へのアドバイスです。

おっぱいの話
お産が終わって、助産婦さんや看護婦さんにマッサージをしてもらうとき、痛いマッサージをされたら、痛いことを是非伝えてください。看護関係者への講習会等の時、「クライアントの皆さんが痛いと言わないじゃないか」というのが圧倒的なのです。痛くても我慢しているからいいと思われているのです。これからお産をする人は髪の毛1本を抜く程度のいたみであっても、痛いときは声を大にして痛いことを伝えてください。
 お産が終わった後の食事を「胃腸が悪いからおかゆにして」と言えば、おっぱいはやわらかい
ままなので、赤ちゃんがよく飲んでくれ、痛いマッサージを受けずにすむということもあります。
 さて、問題は6〜7日目に家にお帰りになると、実家の親が期待して待っていてくれて、お赤飯
を炊いて、7日目のお祝いにおもちを食べて、お刺身を食べて.....ということになりますが、
たべて乳房が張る人は 乳房をどんどんシップします。いものシップがききます。
里芋粉のシップをしてください。
すりおろすと手がかゆくなるので、粉状のものを自然食品店や助産婦さんのところで入手します。
なければ、ジャガイモをすりおろして、水気を捨てて小麦粉と練ってガーゼのハンカチにつけて
貼り付けておきます。

アレルギー
 まず大事なことはたべすぎないこと。子供の湿疹が軽くてすみます。
だいたい2〜8ヶ月の頃の間に出て、そして消えてしまいます。
この頃のスキンケアがうまくいかないと、あとあとに持ち越していってしまいますから、
例えば、1歳2ヶ月にはじめて子供の湿疹に気がついたとすると、ここから8ヶ月ですからおよそ2歳ごろまでかかってしまいます。
 アレルギーになる子は、みな手足が冷たいということを知ってあげて下さい。
手足を温めてあげると、たいてい8ヶ月くらいまでには治ってしまいます。
足が異常に紫色になっていることがありますが、食物アレルゲン探し以外に体を保温してあげる
ことが大切です。
保温するときは靴下をはかせているだけではだめです。スパッツや毛糸のズボンをはかせるなどして温かくしてあげないと、子供のアレルギーはなかなか治っていきません。

タッチングは心の手当て 〜ベビーマッサージ〜
 赤ちゃんだけでなく、大人にも同じことがいえますが、今、”心が不安”という時代です。
「癒し系」などという言葉があることでもそれが顕著にわかります。
 さて、赤ちゃんでいうと、心の外傷(トラウマ)といいますが、2〜3歳で言葉の出ない子、みつめ
合いをしない、食事のときにじっと座っていられない、いわゆる元気のいい子、かん高い声で泣くなど、
このような子供を見ると統計的に誘発分娩等で出産時の心の傷のある人が多いようにみうけられます。子供の心の中に、言葉に出さない外傷、もやもやしたものや不安感を持って生活しているということです。
 しかし、過去のことを言っても仕方がありません。それよりも、その傷やつらさを理解してあげその子にお母さんがタッチングといってよく触ってあげる。揺さぶってあげる。温かい手であたためてあげる。そんなことをして、心の不安に対しての手当てが必要です。
 手当てをするのはお母さんが一番いい。温かいお母さんの手で子供の皮膚をなでます。
たとえば首から背中、腕、足、顔、など当社のベビーオイルを手にしていわゆるベビーマッサージ
をします。
 その結果、母の手当て、手のぬくもりが子供のつらさを癒し、トラウマから開放されます。

手順 〜ベビーマッサージ
いろいろありますが、抱っこしている時なら、足や、手からなでます。
羽のように触ってあげます。あるいは、心臓のほうに血液を戻していくようになでます。
特に湿疹の出る子には肝臓のところに手を当てておきます。脾臓(左側の腰のところ)に手を当てて
おきます。すると深い呼吸になってきます。深い呼吸になってくるということは腸の働きもよくするし
酸素がふえます。
 さて、たいていは足からやっていきますが、足の指の間に指を入れ、くるぶしの周辺をそーっと
なでてあげます。くるぶしの周辺は腸や膀胱と関係があるので、ここが温かくなってくるとお腹や
下半身が温かくなってきます。次に足のふくらはぎをそーっと上になでていき、足の関節が大切なので関節は外側をなでていきます。上のほうは胃腸に直結しているので、ここをなでていると胃腸がゴロゴロしていき、また足のスネのちょうど半分のところあたりを押さえていくと胃がよくなって気分がよくなってくることもあります。
 湿疹のひどいお子さんには、足の指、甲、裏、とくにむこうずねの中間、関節の中間をなでて、
くすぐったがらないように外側からなでてあげます。
 おへそのところは、手をのせるだけで十分効果があります。胸のほうは、頭をお母さんの方において
胸骨のあいだをこすってあげたり、首のところをなでてやるだけで子供はコトンと寝てしまいます。
 今度は腹ばいにして背骨に沿って、あるいは肩甲骨にそってなでてあげます。大人の場合は
お尻とせん骨と腸骨の間の仙腸関節といいますが、ここを手でマッサージするだけで疲れがとれてきます。
 女性はお産の後セックスをするのがいやだという人がいますが、ここをマッサージするだけで夫を
受け入れてあげようという大きな気持ちになりますので、してもらうだけでなく夫にもしてあげて下さい。
 お尻は両方におしあげてください。楽になりますよ。
 さて、将来の子供たちのためにも母乳で育て、丈夫な体質の子供に育てるためにも心の癒しのためにもベビーマッサージを是非取り入れて欲しいと思います。
 以上のベビーマッサージは赤ちゃんにかぎらず、家族皆さんでしてみてください。
とても喜ばれますよ。

 
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